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振動ミル専門メディア|New era MILL » 振動ミル/粉砕機に関する用語説明

振動ミル/粉砕機に関する用語説明

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アールアール線図(R-R線図)

R-R線図は、粒子の粒度分布を評価するためのグラフで、累積通過百分率を対数軸でプロットしたものです。主に粉体の均一性や分布傾向を視覚的に把握でき、粉砕機の性能比較や粉砕結果の評価に使用されます。

圧縮強さ

圧縮強さとは、材料に圧縮荷重を加えた際に破壊されるまでの最大応力を指します。粉砕対象物の硬さや破砕しやすさを評価する際に用いられ、粉砕方法や装置選定における重要な指標となります。

安息角

安息角とは、粉体を自然に積み上げた際に形成される円錐状の斜面の最大傾斜角です。粉体の流動性や粒子間の摩擦力を示す指標であり、搬送や充填のしやすさ、ミル内での分散性にも関わります。

アンバランスウェイト

アンバランスウェイトとは、振動を生じさせるために回転体に取り付ける不均衡なおもりのことです。振動ミルでは、この機構により容器を揺らし、粉砕媒体と原料の衝突や摩擦を促進させます。

ウェットボール(湿球)・ドライボール

ウェットボールとは、湿式粉砕で使用される水や溶媒を含んだボール媒体を指し、ドライボールは乾式粉砕に用いられる乾燥したボールです。用途により選定され、粉砕効率や仕上がりに影響します。

開放粉砕 / 閉回路粉砕

開放粉砕は、粉砕後の粒子を分級せずそのまま取り出す方式で、シンプルな構造です。閉回路粉砕は分級装置と組み合わせ、規定粒径以下の粒子のみを排出し、粗粒は再粉砕される方式です。

凝集

凝集とは、微細粒子同士が引き寄せられて塊状になる現象です。静電気や表面エネルギーによって生じ、分散性が低下します。粉砕工程では凝集を防ぐために分散剤や助剤が使用されることがあります。

クリティカルスピード

クリティカルスピードは、回転ミル内で媒体が遠心力によって内壁に張り付いてしまう回転数です。これを超えると粉砕作用が低下するため、通常はこの速度の60~80%で運転されます。

湿式粉砕 / 乾式粉砕

湿式粉砕は、液体(通常は水)を用いて粉砕する方法で、微粒化や熱の抑制に優れています。一方、乾式粉砕は液体を使わず粉体同士で衝突・摩擦させる方式で、後処理の簡便さが利点です。

振幅

振幅とは、振動装置が1回の振動で移動する距離の大きさを指します。振動ミルにおいては、振幅が大きいほど粉砕媒体の移動が激しくなり、粉砕効率が向上しますが、装置への負荷も増加します。

充填率

充填率とは、ミル内に粉砕媒体や原料が占める容積比率のことです。適正な充填率は効率的な粉砕を実現し、過剰・不足いずれでも粉砕効率の低下や装置の損耗リスクがあります。通常は40~70%の範囲で設定されます。

重力加速度倍率(G)

「G」とは、装置に働く加速度が地球の重力加速度(9.8m/s²)に対して何倍かを表す単位です。振動ミルでは、Gが高いほど粉砕エネルギーが大きくなり、微粉砕やナノ分散の達成が可能となります。

スケールアップ

スケールアップとは、実験室規模から生産規模への装置やプロセスの拡大を指します。粉砕においては、エネルギー投入量、媒体サイズ、滞留時間などの調整が必要で、単純な比例拡大が困難な分野です。

トライボロジー

トライボロジーは「摩擦」「摩耗」「潤滑」に関する科学技術分野です。粉砕では、媒体と原料、装置壁面間の摩擦や摩耗の理解が重要で、寿命延長や粉砕効率の最適化に不可欠な知見です。

ナノ分散

ナノ分散は、ナノメートルサイズ(1nm = 10⁻⁹m)の微粒子を均一に分散させる技術です。高機能材料や医薬品で重視され、振動ミルや湿式粉砕技術、分散剤の適切な使用が重要な要素になります。

破砕比

破砕比は、原料の最大粒径を粉砕後の最大粒径で割った値で、粉砕工程でどれほど粒子が小さくなったかを示します。値が大きいほど粉砕効果が高いとされ、粉砕機の性能指標にもなります。

媒体(粉砕媒体)

媒体とは、粉砕機内で原料を叩いたりすり潰したりするために使われる球や棒などの粉砕用素材です。材質(鋼、セラミック、ジルコニアなど)やサイズにより粉砕特性や製品品質が大きく左右されます。

粉砕助剤

粉砕助剤は、粉砕時の凝集防止、分散促進、エネルギー低減を目的に添加される薬剤です。湿式粉砕で多用され、助剤の選定により微粒化効率や製品の安定性が大きく向上します。

フリーフロー / スリップ

フリーフローは、粉体が自然に滑らかに流れる状態で、搬送や計量に好ましい特性です。一方スリップは、粉体の凝集や付着により流動性が悪い状態で、装置詰まりや不均一な供給の原因になります。

分散剤

分散剤は、微粒子を液体中で安定的に分散させるための界面活性剤や高分子化合物です。凝集を抑え、粉砕や混合プロセスで粒子の均一化と沈降防止を実現するため、湿式粉砕には不可欠です。

ボンドワーク指数

ボンドワーク指数(Bond Work Index)は、ある物質を特定の粒度まで粉砕するために必要なエネルギー量を示す指数です。鉱石などの粉砕エネルギー予測に用いられ、粉砕機設計や運転条件の決定に役立ちます。

メカニカルアロイング

メカニカルアロイングは、複数の金属粉末を高エネルギー粉砕によって固相で合金化する技術です。常温で合金が生成できるため、従来困難だった材料開発が可能で、ナノ構造体の創製にも応用されます。

メカノケミカル

メカノケミカルとは、機械的エネルギーを加えることで化学反応を誘発させるプロセスです。粉砕中の衝撃やせん断力によって、常温・常圧でも反応が進行し、新素材合成や環境浄化などに活用されます。

メッシュ

メッシュは、ふるい(篩)の目の細かさを示す単位で、1インチ内の目の数で表します。数値が大きいほど粒子が細かいことを示し、粉砕製品の粒度管理や分級精度の目安として用いられます。

ユニバーサルジョイント

ユニバーサルジョイントは、異なる軸方向を連結して回転運動を伝える可動継手です。粉砕機では、動力伝達の際に振動や傾きのある軸間でもスムーズな運転を可能にするために使用されます。

ライニング(ライナー)

ライニング(ライナー)は、ミル内壁や粉砕容器の内面を保護するための耐摩耗材です。鋼、ゴム、セラミックなどが使用され、媒体や原料との接触による摩耗・腐食を防ぎ、装置寿命を延ばします。

リッティンガーの法則・Kickの法則・Bondの式

これらは粉砕に必要なエネルギーと粒径の関係を表す経験則です。リッティンガーは粒子表面積に、Kickは粒子体積に、Bondは両者の中間に基づいており、粉砕設計や消費エネルギーの見積もりに用いられます。

粒度分布

粒度分布は、粉体中の粒子サイズのばらつきを示すもので、平均粒径や範囲、尖度などの統計情報を含みます。製品の品質管理、工程制御、分級装置の選定などにおいて極めて重要な指標です。

ロッド(粉砕媒体)

ロッドは、ロッドミルなどで使用される棒状の粉砕媒体です。球状媒体よりも柔らかい粉砕作用を持ち、繊維質や粒状の原料に対して粒度分布が揃いやすく、特に粗砕や中砕に適しています。

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1961年に国内初となる振動ミルを発表。以来、振動エネルギーを活用した粉砕機・乾燥機の業界を牽引してきました。
設計段階から完全オーダーメイドで行い、その後の製作、試験、配線・配管などの据付施工までワンストップで対応しています。